キャットフードのカロリー計算しっかりできていますか?ネコちゃんが本当に必要とするカロリー

みなさんは自分が飼っているネコちゃんの正しい摂取カロリーを把握していますか?
いつも時間になったらなんとなくごはんをあげているなんて飼い主さんも少なくないと思いますが、意外と難しいネコちゃんのカロリー管理は飼い主さん方の大事な役目でもあります。
また、ネコちゃんに合ったカロリーを与えることは健康を維持するため、長生きするためにとても重要なことです。
そこで今回は、ネコちゃんに必要なカロリーについて詳しく見ていきましょう。
Contents
ネコちゃんの適正な摂取カロリーは年齢や環境で違う
ネコちゃんが本当に必要とするカロリー...「ネコならみんな同じ摂取カロリーでいいのでは?」と考える方もいらっしゃると思いますが、年齢や体重、環境によってずいぶん変わってくるものです。
まずは、ライフステージ別に必要なカロリーをご紹介します。
子ネコちゃんの摂取カロリーは?
子ネコちゃんは成長スピードが早いです。
だいたい1か月で、生まれたとき4~5倍の体重になると言われています。
計算として1週間に100g増...驚愕の早さですよね。
生まれたときの体重は平均100~130g、1年後には3~4㎏になるわけですからたっぷりのカロリーが必要になります。
そのため、子ネコちゃん1日の摂取カロリーは
体重 × 200kcalとなります。
成ネコちゃんの摂取カロリーは?
成ネコちゃんの1日の摂取カロリーは、これはあくまでも目安ですが
体重 × 80kcalとなります。
しかし、それぞれの猫種によって平均体重が違いますからまずは自分のネコちゃんの猫種と平均体重を知ることが大事になります。
例えば3~5㎏が平均体重の日本猫の場合、現時点で7㎏あるネコちゃんは肥満気味となるので、体重×70kcalというように通常の成ネコちゃんよりも少なく計算した方がいいそうです。
人気ネコちゃんの平均体重をご紹介しますので、参考にしてくださいね♪
- アメリカンショートヘア⇒3~6㎏
- マンチカン⇒3~6㎏
- ロシアンブルー⇒3~5㎏
- シャム⇒3~4㎏
- ラグドール⇒4~7㎏
- ペルシャ⇒3~5㎏
老ネコちゃんの摂取カロリーは?
ネコちゃん界で老ネコと呼ばれるのは7歳を超えてからです。
ネコちゃんも人間と同じで歳をとると運動量が減るので
体重 × 60kcalとなります。
最近ではキャットフードに含まれる成分の高品質化によって7歳以上のネコちゃんでもかなり元気な子が多いですよね。
そこは飼い主さんの判断でカロリーコントロールしてあげましょう。
まだまだ元気、食欲もモリモリなんて老ネコちゃんは、成ネコちゃんと同じくらいのカロリー摂取をおすすめします。
ネコちゃんたちの消費カロリーも把握しましょう
ネコちゃんの健康管理をしっかりするためにも、ネコちゃんのカロリーコントロールは飼い主さんが気を付けなければいけないことです。
次項では、ネコちゃんの1日の消費カロリーとカロリーがどのように体に影響するのかお話ししていきます。
ネコちゃんの1日の消費カロリー
ネコちゃんの健康管理をしっかりするためにも、ネコちゃんのカロリーコントロールは飼い主さんが気を付けなければいけないことです。
ライフステージ別に1日の摂取カロリーが違うネコちゃんですが、1日の消費カロリーっていったいどのくらいなのでしょうか?
毎日ご飯を与える飼い主さんにとっても知っておいてほしい情報のひとつ。
体重3~4㎏の成ネコちゃんの場合、10m移動するのに約3~4cal消費、1㎞移動するのに約7~10kcal消費すると言われています。
この消費カロリーを基準に、運動と食事のバランスを見ながらカロリーコントロールしていくように意識できればOKです。
カロリーの過剰摂取は肥満の元
日本のネコちゃんは運動不足で肥満になりやすいとされており、さらに飼い主さんによるごはんの与えすぎが目立つと言われています。
キャットフードの与えすぎやそれ以外のおやつ、人間の食べ物を食べさせるなんてもってのほかです。
人間の食べ物はカロリーが高く味も濃いため、肥満になるだけでなく糖尿病や腎不全になるリスクを高めることに。
確かに、「もっと食べたいにゃ~」と素晴らしく可愛い顔でおねだりしてくるネコちゃんにキャットフードやおやつを追加で上げたくなる気持ちは痛いくらいわかります(笑)
ですが、ネコちゃんにとってそれはカロリーの過剰摂取であり決して身体へのメリットはないことは頭に入れておきましょう。
ネコちゃんの健康のためにもここは心を鬼に、決まった分量を守るようにしてください。
カロリー不足は栄養不足に
カロリーの過剰摂取は肥満リスクを高めますが、カロリー不足はネコちゃんの免疫力を下げる原因になります。
ネコちゃんによって食欲の振れ幅は様々ですが、もともと食が細いネコちゃんも中にはいるでしょう。
無理に食べさせることはネコちゃんの負担になってしまいますから、キャットフードの分量はそのままで回数を増やすなどしてしっかり1日の摂取カロリーを与えるようにしてください。
カロリー管理も栄養管理もこれ一つで!おすすめのキャットフード
最後にネコちゃんが必要とするカロリーや栄養素をしっかりと補えるキャットフードをご紹介します。
カナガン
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商品名 | カナガン(CANAGAN) |
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内容量 | 1袋 1.5kg |
価格 | 3,564円 |
カナガンはイギリス産の高級平飼いチキンをたっぷり60%以上配合したプレミアムキャットフードです。
欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした高い評価と信頼を集めるペットフード専門工場で徹底した品質管理のもと生産しています。
ネコちゃんの健康を最大限に考えて作られたカナガンは、給与量を守って与えることでネコちゃんに必要なカロリー&栄養素をしっかり補うことができちゃうんです。
また、ネコちゃんに是非食べさせた方がいいキャットフードとしてたくさんの獣医さんがカナガンを推奨しています!
カナガンの特徴
☆グレインフリー
☆ヒューマングレード
☆野菜やハーブ配合でヘルシー
☆オールステージ対応(子ネコ~老ネコまで)
☆ネコちゃん必須アミノ酸のタウリン2,200㎎/㎏配合
☆人口添加物不使用
カナガンのカロリーは100g当たり390kcalです。
年齢や体重別では以下のようになります。
子ネコちゃんの場合
年齢 | 1日の給与量 |
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生後3週間~2か月以下 | 20~30g |
2~4か月 | 30~55g |
4~6か月 | 55~75g |
6か月~12か月 | 75g~ |
成ネコちゃんの場合
体重 | 1日の給与量 |
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2.5㎏以下 | 25~35g |
2.5㎏~3.5㎏ | 35~45g |
3.5~4.5㎏ | 45~60g |
4.5㎏以上 | 60g~ |
まとめ
ネコちゃんにいつまでも元気に健康でいてもらうためには、飼い主さん方の管理がとても重要になってきます。
特に注意してほしいのは、カロリーの過剰摂取です。
肥満や病気の原因になりかねません。そこで1日のカロリー摂取量をしっかり管理してあげるようにしましょう。
と言っても、猫種や年齢、体重によってカロリー計算が違ってきますので今回ご紹介した計算方法でより良いカロリーコントロールをしてみてくださいね♪