猫の猫による猫のためのキャットフード選び

キャットフードとドッグフードの違いって?猫にドッグフードをあげても大丈夫?

 
  2018/07/25
 
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「キャットフードとドッグフードって何が違うの?」

キャットフードを購入する時、ふとそんなことを思ったことはありませんか?

確かにキャットフードとドッグフードは形や色、粒の大きさなどが似ているので、ネコちゃんにドッグフードを与えても良さそうな感じです。

でも実際はどうなのでしょう、「ネコちゃんはドッグフードを食べても良いモノなの?ダメなモノなの?」と気になる飼い主さんは多いのではないでしょうか。

そんな疑問を解決するべく、今回は”キャットフードとドッグフードの違い”についてお話していきます。

キャットフードとドッグフード、実は全然違う商品だった!?

形や色、粒の大きさなどが似ているキャットフードとドッグフードですが、実は全く持って別な商品!

例え見た目などの共通点はあったとしても

  • 原材料
  • 栄養素
  • 味やニオイ

が全然違うので、キャットフードとドッグフードは同じ商品ではなかったんです。

キャットフードとドッグフードでは使われている原材料が違う

ワンちゃんは野菜や穀物から直接栄養を吸収することができますが、ネコちゃんの場合だとそれができません。

なので、キャットフードには野菜や穀物の栄養素が直接配合されているんです。

逆にドッグフードはワンちゃんが食べる前提で作られていますから、野菜や穀物の原材料をそのまま使って作られていることが多くなっています。

キャットフードにはネコちゃんに必要な栄養素がたくさん含まれている

ネコちゃんは野菜や穀物から栄養を吸収することができないことはお伝えしましたね。

実はネコちゃん、自分に必要な栄養素を体内で作ることができないので、キャットフードから摂取する必要があるんです。

ネコちゃんに必要な栄養素として

タウリン・・・目の健康維持。不足すると失明する可能性あり
ナイアシン・・・セラミドの合成を促進し、皮膚を乾燥から保護する
ビタミンA・・・ネコちゃんの体内では生成不可。不足で目・皮膚に疾患が出る

などがあり、これらの成分はドッグフードでは足りない、または含まれていないんです。

そのため、ネコちゃんにはドッグフードではなくキャットフードをあげる必要があり、ドッグフードはキャットフードの代わりになることはできません。

味やニオイにも大きな違いがあり

キャットフードとドッグフードは味やニオイにも大きな違いがあります。

キャットフードはドッグフードに比べてたんぱく質と脂肪が多く含まれており、塩分も強め。つまり味が濃く作られているんです。

またネコちゃんは人間の数十万倍も嗅覚が発達しているので、ニオイに敏感。

例えばキャットフードとドッグフードを混ぜてあげてみると、

「今日のご飯いつもとニオイが違うにゃ!」と食べてくれません。

このように人間からではキャットフードとドッグフードの味やニオイの違いが判らなくても、ネコちゃんにとっては即効でわかるようになっています。

猫にドッグフードをあげるのは超危険!絶対にやめよう!

キャットフードとドッグフードの違いについてご紹介させていただき、キャットフードはドッグフードの代わりにはならない事をお伝えしてきました。

ここではネコちゃんにドッグフードをあげる危険性についてお話していくので、絶対にネコちゃんにドッグフードを食べさせてはいけない理由を確認していきましょう。

失明や心筋症などの病気にかかる恐れあり

ネコちゃんは野菜や穀物から直接栄養を吸収することができません。そのため、原材料に野菜や穀物を使っているドッグフードを食べると”確実に”栄養不足になります。

そして栄養不足の状態が続くとネコちゃんにとって一大事!

ビタミンAやタウリンが不足することで目の健康に異常が出てしまい、失明してしまう・心臓の機能に障害が出る心筋症を引き起こすことがあるんです。

タンパク質不足でエネルギー不足に

ネコちゃんとワンちゃんでは1日に必要なタンパク質の量が違い、ネコちゃんはワンちゃんに比べておよそ2倍ものたんぱく質が必要なんです。

ではどうしてネコちゃんは多くのたんぱく質を必要とするのか、それはたんぱく質を分解してエネルギーに変換できるかどうかがカギを握っています。

先ほどからお伝えしている通り、ネコちゃんは野菜や穀物から栄養を吸収することはできません。さらに炭水化物を分解する力も弱いので、効率よくエネルギーを補給するにはたんぱく質が一番というわけ。

なので、キャットフードはドッグフードよりも多くのたんぱく質が含まれており、ネコちゃんがドッグフードを食べ続けるとたんぱく質が足りなくなってエネルギー不足になってしまいます。

もしエネルギー不足の状態が続くと筋肉などを分解してエネルギーを補給してしまうので、絶対にネコちゃんにドッグフードを与え続けてはいけませんよ。

ドッグフードをつまみ食いするねこちゃん改善計画書

ワンちゃんネコちゃんを一緒に飼っているという人も多いのではないでしょうか。そうなると気を付けたいのが、ネコちゃんのドッグフードつまみ食いです。

少量であれば問題はありませんが、ドッグフードを食べ過ぎることで消化不良を起こし、ご飯を吐いてしまうことがあります。

ここではつまみ食いをしなくなる方法をお伝えするので、気が付けばワンちゃんと一緒にドッグフードを食べていたという事態を無くしちゃいましょう。

ネコちゃんとワンちゃんの食事の時間をずらす

最も簡単なネコちゃんのつまみ食い対策は、ワンちゃんとの食事の時間をずらすことです。

ワンちゃんはドッグフードを残すことはほぼありませんから、ご飯皿に入れたドッグフードをキレイに食べてくれます。

そうすればネコちゃんはドッグフードをつまみ食いすることはできなくなり、ドッグフードを食べてしまうという事を防ぐことができますよ。

キャットフードの種類を変えてみる

ネコちゃんの中には現状のキャットフードの味に満足できていないため、新たな味を求めてドッグフードを食べてしまっている場合があります。

もし、毎回のようにドッグフードをつまみ食いするようであればキャットフードの種類を変えてみましょう。

ネコちゃん好みのキャットフードに出会うことができれば、ドッグフードをつまみ食いすることもなくなるはずです。

ただ、いきなりキャットフードを変えるとそれはそれでキャットフードを全く食べてくれないという事もあるので、現状のキャットフードに新しいキャットフードを混ぜ、10日くらいかけて新しいキャットフードに完全移行していくと良いですね。

キャットフードの量が足りていない可能性も

キャットフードをいつも目分量であげているという飼い主さんはいませんか?

それだとネコちゃんにとってご飯の量が足りておらず、ドッグフードをつまみ食いしている可能性も。

ネコちゃんへのキャットフード適正量は袋に書かれているので、今まで目分量でご飯を上げていたのであれば、キャットフードの適正量を上げることでドッグフードのつまみ食いをやめさせることができますよ。

まとめ

キャットフードとドッグフード、色や見た目など共通点は多いですが、中身は全くの別物です。

そもそもどちらでも良いのであればキャットフードとドッグフードを分ける必要はありませんから、ネコちゃんにはキャットフード、ワンちゃんにはドッグフードをあげるようにしましょう。

もしネコちゃんにドッグフードを与え続けてしまうと、栄養不足で体に不調が起こり、失明や心筋症と言った病気の引き金になることも。

いくらドッグフードのほうが価格が安く量も多いからといって、ネコちゃんにドッグフードを食べさせることは絶対に止めてくださいね。

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